こんにちは。愛媛県南予地区西予市の税理士 古谷です。
先日、仕事で広島に行ってきました。
一泊二日の予定だったのですが、なんと日本シリーズ初戦と被ってしまい広島駅から商店街から港まで、赤いユニフォーム集団が大挙していらっしゃいました。。。
私はあまり野球に興味が無いので、プロ野球は見ないのですが、きっと地元にプロ球団(愛媛MPはあります。すみません。)があれば、日本シリーズくらいは息子達を連れて球場に足を運ぶだろうと思います。
小さなユニフォームを着てお父さんに肩車されている少年を広島駅で見かけた時、うらやましく思いました(#^.^#)
現状では負けていますが、今日からまた本拠地マツダスタジアムで試合みたいなので、巻き返してほしいですね!!
ちなみにそんな日の出張だったので、ホテルも上手く取れず
流川のど真ん中に宿泊しておりました。
妻が広島大学なので、「流川は近寄ってはダメって大学時代に言われていた」と説明は受けていたのですが。。
人生初の流川!!
確かにキャバクラやらスナックやらは並んではいましたが、そんな言うほどでもなく。私はばくだん屋で広島つけ麺をいただいてホテルで日本シリーズを見て過ごしました。
本日は、ランチェスターマーケティングについて書きたいと思います。
先日、愛媛県商工会青年部連合会のリーダー育成会に参加してきました。
今回は、東京や名古屋で事業展開されている、ランチェスターマネジメント㈱の河辺よしろう代表にお越しいただいて経営戦略についてお話しいただきました。
見た目はカッコいい松木安太郎さんの様な感じ。ちょっとしゃがれた声のとても親しみのあるトークで丁寧に教えていただきました。
皆さまランチェスターマーケティングって聞いた事ありますか?
正直、目にする事はあっても細かくは調べて実践している方って少ないんじゃないかと思います。
まず初めにランチェスターの法則を確認しておきます。
ランチェスターの2つの法則
①ランチェスターの第一法則(弱者の戦略)
戦闘力=武器効率×兵力数
実にシンプルな法則です。同じ兵力数なら武器効率が高いほうが勝ち、同じ武器効率なら兵力数が多いほうが勝ちます。織田信長は鉄砲という最新兵器で勝ちました。豊臣秀吉は常に敵の数倍の兵力数で勝ちました。敵に勝つには敵を上回る武器か兵力数を用意すればよいのです。
②ランチェスターの第二法則(強者の戦略)
戦闘力=武器効率×兵力数²
出てくる言葉は第一法則と同じです。違いは兵力数が2乗となることです。
武器効率は変わりません。確率戦は相乗効果をあげるから兵力数が2乗に作用するのです。2乗とは10なら100、100なら10,000です。とてつもなく大きくなります。兵力が多いほうが圧倒的に有利です。兵力の少ない軍は第二法則が適用する戦いでは勝つことは極めて困難です
実際のビジネスにどう活用するの?
これをビジネスに置き換えると、武器=商品力、兵力=営業力、となります。
売れるか売れないかは
売れるかどうか?=商品力×営業力(販売力×広告力)
という算式になるわけです。
たとえ、どんなに良い物を作って販売していても、売り方や広告が悪かったら売れないし、どんなに良い販売方法や広告をしても、物自体が悪ければ、やはりこれも売れません。
じゃあこれをどう活用するのか?と言いますと。
それぞれの法則の横に( )で弱者の戦略と、強者の戦略とあります。さて我々はどちらの戦略を取るべきでしょう?
謙遜しろとは言いませんが…、弱者の戦略でいきましょう!!
判断基準は「兵力数²」の部分です。
強者の戦略は兵力数(社員数、営業人員数、設備数、資金量、座席数)など定量的な要素が多いと飛躍的に戦闘力がアップしますよね?
我々中小企業が大企業に対して、そういった「数量」の部分で太刀打ちはできません。
要するに強者の戦略下では、どんなに強い武器(商品)を使っても兵力数(人員等)が少なければ勝てるわけがないのです。
※ちなみに強弱は大企業=強者、中小企業=弱者ではなく、シェアが大きいと強者、小さいと弱者です。
我々中小企業はどうすればいいのか?
我々は、差別化戦略を採ります。
自分の強みを活かして、大企業が目にも止めないニッチ(隙間)の市場に経営資源を重点的に投下して、そこで圧倒的なシェアを獲得していくわけです。
その為に、何を、どこで、誰に、どの様に、組織の役割、予算、いつまでに といった8つの要素から客観的に自分を確認して、目標を立てましょうという内容の講義だったと思います。
まとめ
今までこの手のセミナーを数回受けてきましたが、毎回、我々中小企業は、「自分の強み(コア・コンピタンス)を生かして大企業と差別化し、市場ニーズを確認したうえで、局地的な隙間市場で勝つ」に行きついています。内容がワンパターンというわけでは無く、今後経営を考えていく上でこれが本当に大切な事なんだと思います。
もちろん現市場で自分が圧倒的なシェアを占めてやるって手もありますけどね(#^^#)
今度、この話してみませんか?
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(相談料等はいただきません。)
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