こんばんは、愛媛県南予地区西予市の税理士 古谷です。
今日は祖母の三回忌でした。
私にとっては妻の父親のお母さんにあたる方で、ガンを患って最後は親族の見守る中、病院で息を引き取りました。
私はちょうど、前日から四国中央市で研修に参加しており、当日の朝、向こうを出た時に容態が急変して危ないかもという報告を受け、急いで帰っていたのですが間に合わず、帰りの車中で亡くなったという連絡を受けました。
とても優しい方で、うちの長男(祖母からすれば曾孫)の面倒をとてもよく見てくれました。ただ当時、うちの長男は1歳4か月。写真を見て「大きいばあちゃん」と呼びかけはしますが、記憶に残ってないみたいなんです。病状が進行して辛そうな状態でも「あの子は大事に育ててあげてね」と話していました。長男がもっと話が分かるようになったら、大きいばあちゃんの話をしてやりたいなと思います。
今日は、創業者支援について書きたいと思います。
先日、11回目の瀬戸内士業勉強会に参加してきました。
今回の議題が「創業者支援について」
①事業を始めよう、会社を興そうと思った時、まず始めにどこに相談に行きますか?
我々士業(税理士や中小企業診断士)の所に相談に行く、地元の商工会、商工会議所に相談に行く等々ありますが、私の体感的にまず金融機関に相談に行くの多いように思います。
事業用口座を作ったり、融資の相談に行ったり、まず何をするにもお金が必要ですから当然の判断だと思います。(勉強会でこの議題の時に私は電話がかかってきて席を外していたので他の方の意見が聞けていません。すみません。。。)
②ビジネスプランが固まっている場合とそうでない場合について
創業するにあたり、エクセル等を駆使して事業計画を作ったり、経営理念やコンセプトを考えたりしていますよね?(これも金融機関に指導を受けたという話も社長もいましたが)。これについてあまりにも楽観的過ぎるプランや無理があるプランと判断される場合については、時に我々は専門家としてストップをかけるのも必要です。ですが創業者は夢をもって来ているわけで「もちろん始めは苦しいけど頑張っていればいずれ…」と考えているので「ストップをかける(修正する)=邪魔をされた」と判断されることがあるようです。
その他にも色々と議論を交わしたのですが、結局行き着いた先は「事業の目利きは難しい」という事。計画を見てこれはいけると判断しても、予期せぬ不運(取引先の廃業や災害、健康問題等)で廃業に追い込まれたり、逆にこれは楽観的過ぎるだろ~と思っても、「棚ぼた」で大手の取引先と契約できることになったり。現に私も年初に計画を立てましたが、予期せぬ所からお話をいただいたりしています。
ここからは自論ですが、
業界の事情や、自分の強み、競合の状態を把握していて、ある程度の資金調達ができれば創業してみるべきではないでしょうか?事業計画の数字を見て、こんなに売れるんですか?どこに売るんですか?なんて聞かれてもわかりませんよね。これを目標に頑張りますで良いと思います。
私も昨年起業しましたが、お金もない、事務所もない、若手である、地元じゃないので人脈もない状態での起業でした。それでも何とか食べれるようになり、事務所も構える事が出来、お客様も増え、事業継続しています。当初の事業計画では、考えてもいなかった様な展開もありました。
ただ、投資額が大きすぎるのはNGです。
見込みが甘い上に何千万も投資や借入れをしてしまうと取り返しがつきません。
まず始めは少ない投資で自分自身が精一杯動くことではないでしょうか?
私もまだまだ始めたばかりなので偉そうな事は言えませんが、これから創業される方と同じ目線で話が出来るのではないかなと思っています。
青臭い話になりますが、共に成長できる関係を築いていく事が私なりの創業者支援なのではないかなと思っています。
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